ランナー向け足底筋膜炎ケア決定版

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ランナー向け足底筋膜炎ケア決定版

スタッフブログ

2026/02/26 ランナー向け足底筋膜炎ケア決定版

足底筋膜炎

足底筋膜炎 ランニングで痛みが出る原因を先に押さえよう

① ランニング量の急増と「足裏の使いすぎ」

② 硬い路面・坂・スピード練で負荷が跳ね上がる

③ シューズの寿命・相性・履き方のズレ

④ ふくらはぎの硬さと足首の可動域不足

⑤ 扁平足/ハイアーチ・足指の弱さ・フォーム崩れ

 

足底筋膜炎の典型症状とセルフチェック

① 朝イチの一歩目が痛い(動くと少しマシ)

② かかと内側〜土踏まずにピンポイントの痛み

③ 走った直後より「翌朝」に悪化しやすい

④ 押すと痛い場所がはっきりしている

 

まず最初にやるべき応急処置(痛み期の基本)

① 走るのを完全にやめる?負荷を落とす?判断の目安

② 冷却・歩行量の調整・立ち仕事対策

③ その場しのぎで悪化しやすい行動

 

やってはいけないこと(早期回復のための地雷回避)

① 痛いのに走り続ける「様子見ラン」

② 強いストレッチ・ゴリゴリ揉み・青竹踏みのやり過ぎ

③ いきなり厚底/薄底へ変更して実験する

④ 痛み止めでごまかして負荷を戻す

 

早期回復のリハビリはフェーズ分けが最短ルート

① フェーズ分けの基準(痛みスケールと翌日の反応)

② 走れない期間の心肺維持(バイク/スイム/エリプティカル)

③ 回復が遅れる人の共通パターン

 

フェーズ1:痛みが強い時期(炎症を落として悪化を止める)

① 足底への負荷を下げる日常動作のコツ

② ふくらはぎ〜足裏の「やさしい」ケア手順

③ 痛みがある時でもできる筋トレ(等尺性中心)

 

フェーズ2:痛みが落ち着いた時期(再発しにくい身体へ)

① ふくらはぎの柔軟性と足首可動域の回復

② 足部内在筋トレ(タオルギャザー等)を正しく効かせる

③ 片脚カーフレイズで“走れる足”に戻す

④ 股関節・体幹を入れてフォーム崩れを戻す

 

フェーズ3:復帰期(いつ走っていい?をルール化)

① 走ってOKの判断基準(痛み0〜2/10・翌朝のチェック)

② 復帰ランメニュー例(ウォーク&ラン→ジョグ→距離)

③ 痛みが戻った時の「一段戻す」リセット手順

 

インソール・テーピング・シューズは「補助」として使う

① インソールは万能薬じゃない:合う人/合わない人

② テーピングで痛みを減らしつつ治す(使い方の注意)

③ シューズの寿命サインと選び方(硬さ・ドロップ・サイズ感)

 

再発予防:ランナーがやるべき負荷設計と習慣

① 走行距離・強度の上げ方(増やし方のルール)

② 練習後ルーティン(ほぐし・補強・睡眠)

③ フォーム簡易チェック(接地・ピッチ・左右差)

 

受診の目安(セルフケアで粘らないライン)

① 数週間で改善しない/痛みが強い/日常歩行がつらい

② しびれ・腫れ・熱感・別の病気が疑われるサイン

③ 医療でよく行われる選択肢(概要だけ)

 

足底筋膜炎 ランニングで痛みが出る原因を先に押さえよう

まずは「なぜ起きたのか」を整理すると、回復も再発予防もグッと早くなります。

① 距離・頻度の急増が引き金

足底筋膜炎は、いきなり走行距離や頻度を増やしたタイミングで起きやすいです。

足裏の筋膜はバネのように衝撃を受け止めますが、回復が追いつかないと微細な損傷が積み重なります。

「先週より頑張れた!」の裏で、足裏は悲鳴を上げていることがあるんですね。

特にロング走を入れ始めた時期や、週2→週4など頻度が増えた時期は要注意です。

痛みが出た直前の2〜3週間の練習を見返すと、原因が見つかることが多いですよ。

② 坂道・スピード練・硬い路面の落とし穴

坂道ダッシュやインターバルは、足裏への負荷が一気に跳ね上がります。

着地が強くなりやすく、足底筋膜に「引っ張られる力」が何度もかかります。

また硬い路面は衝撃が逃げにくく、同じ距離でも疲労が濃く残りがちです。

普段は平地中心なのに、急に坂の多いコースに変えた時も発症しやすい傾向があります。

刺激を入れるのは大事ですが、足裏にとっては“急な環境変化”が地雷になりやすいです。

③ シューズの寿命と相性ミス

シューズがヘタると、クッションが抜けて足裏に衝撃が直撃しやすくなります。

見た目が綺麗でも、ミッドソールはじわじわ劣化していることが多いです。

サイズが微妙に合っていないと、足指が使いにくくなって土踏まずが頑張りすぎます。

またモデル変更でフィット感やドロップが変わると、ふくらはぎ〜足裏の負担配分がガラッと変わります。

「最近シューズ変えた」「同じ靴を履き続けている」どちらも原因になり得る点が厄介です。

④ ふくらはぎの硬さと足首の固さ

ふくらはぎが硬いと、歩く・走るたびに足底筋膜が引っ張られやすくなります。

特に足首の背屈(つま先を上げる動き)が出にくい人は、着地で足裏に負担が集まりやすいです。

その結果、土踏まずが潰れて戻る動きが大きくなり、筋膜が疲れていきます。

デスクワークで動かない日が多い人ほど、ふくらはぎが固まりやすい傾向もあります。

足裏だけ揉んでも改善しづらい時は、ふくらはぎと足首の硬さが鍵になっていることが多いです。

⑤ 足指の弱さとフォームの崩れ

足指や足部内在筋が弱いと、土踏まずの支えを筋膜が代わりにやる形になりがちです。

すると同じ距離でも、足裏の消耗が早くなってしまいます。

また疲れてくるとストライドが伸びすぎたり、接地が前にズレたりして負担が増えます。

左右差(片足だけ痛い)も、フォームの癖や体の使い方が背景にあることが多いです。

「最近ピッチが落ちた」「後半だけ着地が重い」みたいな変化は、わりとヒントになります。

足底筋膜炎の症状とセルフチェック

足底筋膜炎は“それっぽいサイン”が揃いやすいので、セルフチェックで当たりをつけられます。

① 朝の一歩目が強く痛い

朝ベッドから降りた一歩目がズキッと痛いのは、かなり典型的です。

寝ている間に足裏が固まり、立った瞬間に筋膜が急に引っ張られるからです。

数分歩くと少しマシになるのに、翌朝また痛い、という繰り返しもよくあります。

この「動き始めが痛い」パターンは、記録しておくと復帰判断にも使えます。

痛みの強さを0〜10でメモしておくと、回復の流れが見えやすいですよ。

② かかと内側〜土踏まずがズキッとする

痛みの場所は、かかとの内側寄り〜土踏まずのあたりが多いです。

指で押すと「そこそこ!」とピンポイントで痛い点が見つかることがあります。

広く痛いというより、刺すように一点が痛い感じになりやすいです。

逆に足首周りや足の甲が痛い場合は、別の原因も考えたほうが安全です。

場所の特定は、受診する時にも役立つので軽くメモしておくと便利です。

③ 走った翌朝にぶり返す

走っている最中は我慢できても、翌朝に痛みが強まるケースは多いです。

これは「走った分の負担が時間差で出る」タイプで、やっかいなんですよね。

その日の夜ではなく翌朝に反応が出るので、無理の判定が遅れがちです。

復帰期は特に、翌朝の痛みで“やりすぎ”を判断するのが大事です。

走った当日だけでOK判定をしない、これだけでも悪化をかなり防げます。

④ 押すと痛い点がはっきりする

かかとの内側を親指で押して、痛みが再現されるかチェックしてみてください。

ただし強く押しすぎるとそれ自体が刺激になるので、軽めで十分です。

痛みが鋭く、点で出るなら足底筋膜炎の可能性が高まります。

一方で腫れや熱感が強い、広範囲が赤いなどがあれば、炎症が強いか別のトラブルも疑います。

「いつ・どこが・どの動きで痛いか」を言語化できると、対策の精度が上がります。

最初の48時間でやること(痛み期の応急対応)

最初にやるべきは“治す行動”というより、まず悪化を止めることです。

① 走るか休むかの判断基準

迷ったら、痛みスケールで判断するのが手堅いです。

目安として、走る前の時点で痛みが3/10以上あるなら、基本はランは中止が安全寄りです。

走っている最中に痛みが増えていくなら、その時点で切り上げるほうが回復が早いです。

逆に0〜2/10で、走っても増えず、翌朝も悪化しないなら“超軽め”なら許容できることもあります。

ただし「大会が近いから」と強行すると長引くので、ここは冷静さが勝ちです。

② 冷却と歩行量の調整

痛みが強い時期は、まず冷却で落ち着かせるのが定番です。

氷や保冷剤をタオルで包み、10〜15分程度を目安に行います。

同時に、当日の歩行量を意識して減らすと回復のスピードが変わります。

「走ってないのに治らない」は、実は日常の歩きや立ちっぱなしが原因になっていることも多いです。

可能なら階段や長時間の買い物など、足裏に負担が集中する行動は短期的に減らしましょう。

③ 立ち仕事・通勤で悪化させない

立ち仕事や通勤は、気づかないうちに足底筋膜へ負担を積み上げます。

職場では、可能ならクッション性のある靴やインソールで“守る”発想が有効です。

床が硬い場所ほど、足裏は削られやすいと考えてください。

休憩中にふくらはぎを軽く動かすだけでも、足裏の引っ張りが和らぐことがあります。

痛い時期は「鍛える」より「減らす」が正解になりやすいです。

やってはいけないこと(悪化しやすい地雷)

早く治したい気持ちほど、逆効果の行動にハマりやすいので先に地雷を避けます。

① 痛いのにジョグで様子見

“軽く走れば血行が良くなる”で様子見ジョグを続けると、悪化することがあります。

足底筋膜は毎回の着地で引っ張られるので、痛みがある時期は刺激が強すぎるんです。

その場では走れても、翌朝の一歩目が悪化するならアウト寄りです。

走るなら、基準を決めて「短く・ゆっくり・翌朝チェック」をセットにしてください。

基準がないまま走り続けるのが一番危険です。

② 強いストレッチとゴリゴリ押し

痛い場所を強く伸ばしたり、青竹踏みのようにゴリゴリやるのは逆効果になり得ます。

炎症や痛みが強い時期は、刺激が強いほど反応が増えてしまうことがあるからです。

ストレッチは大事ですが、「気持ちいい」より「やさしく」が正解です。

特に足裏を直接ぐいぐい伸ばすより、ふくらはぎ側から緩めたほうが安全なケースも多いです。

痛みが増えるケアは、基本的に今の時期には合っていません。

③ シューズを突然変えて実験

痛みが出ると、厚底にしたり薄底にしたり、色々試したくなります。

ただ、急な変更は負担のかかり方を変えてしまい、かえって症状が読めなくなります。

まずは「今より足裏を守れるか」を優先し、変えるなら一つずつにしましょう。

シューズを変えた後は、短い距離から様子を見るのが安全です。

一気に色々変えると、原因も対策も迷子になります。

④ 痛み止めで負荷を戻す

痛み止めで痛みが引くと、「治った」と錯覚しやすいです。

でも筋膜の回復が追いついていない状態で負荷を戻すと、ぶり返しやすくなります。

薬を否定したいわけではなく、“痛みが減った=耐久が戻った”ではない点が大事です。

使うなら、負荷を落とす・生活を整えるとセットで考えると失敗しにくいです。

早期回復ほど、焦りと誤魔化しが敵になります。

走りながら治す?休んで治す?メリット・デメリット

ランナーにとって一番悩むところなので、現実的に整理しておきます。

① 走り続けるメリットとリスク

走り続けるメリットは、心肺や習慣を維持しやすい点です。

メンタル的にも「練習がゼロにならない」のは大きいですよね。

ただしリスクは明確で、痛みが続く状態での反復刺激は回復を遅らせます。

特に翌朝に痛みが増えるタイプは、走り続けるほど長期化しやすいです。

走るなら“痛み基準”と“翌朝の反応”のルールが必須になります。

② 休むメリットと落とし穴

しっかり休むと、筋膜への刺激が減るので回復が進みやすいです。

痛みの「底」を切り上げられるのは、休む最大のメリットです。

一方で落とし穴は、体力低下だけでなく、復帰で一気にやりがちになることです。

休んだ分を取り返そうとして、復帰週に距離を詰め込み、再発するパターンがよくあります。

休む場合も「戻し方」までセットで考えると勝率が上がります。

③ おすすめは「負荷を落として回復を優先」

現実的には、完全休養か、超軽負荷かのどちらかに振り切るのがやりやすいです。

中途半端に普段通り走るのが、いちばん治りにくい印象があります。

痛みが強いなら迷わず休み、痛みが軽いなら短時間のウォーク&ラン程度に抑えます。

そして“走らない時間”を、リハビリとクロストレに回すのが最短ルートになりやすいです。

走力は落とさず、足裏だけを回復させる発想に切り替えてみてください。

早期回復はフェーズ分けが最短ルート

足底筋膜炎は、その日の痛みだけで判断するとブレるので、段階(フェーズ)で管理します。

① フェーズ判断は痛み0〜10と翌朝で決める

まず痛みを0〜10で数値化します。

フェーズ1は痛みが3以上、または日常歩行で気になるレベルです。

フェーズ2は痛みが0〜2で安定し、日常でほぼ問題がない状態を目安にします。

フェーズ3は走っても痛みが増えず、翌朝も悪化しない段階です。

この「翌朝チェック」が、ぶり返しを防ぐ最大のコツになります。

② 走れない間の心肺維持メニュー

走れない間は、心肺を落とさない工夫がかなり効きます。

バイク、スイム、エリプティカルは足裏の衝撃が少なく、相性が良いことが多いです。

強度は「息が上がるけど会話が少しできる」くらいから始めると無難です。

足裏に痛みが出るなら、その種目は負荷が合っていない可能性があります。

目的は“追い込む”より“維持する”なので、やりすぎないのもポイントです。

③ 治りにくい人の共通パターン

治りにくい人は、だいたい「負荷を落とせていない」か「戻し方が急すぎる」かのどちらかです。

走っていなくても、立ちっぱなしや歩きすぎで足裏が休めていないケースもあります。

もう一つは、痛い場所だけを攻めすぎて、ふくらはぎや股関節が置き去りになるパターンです。

足底筋膜炎は“足裏だけの問題”に見えて、実は全身の使い方が絡みます。

焦ってショートカットすると長引くので、淡々と段階を踏むのが結局いちばん早いです。

フェーズ1:痛みが強い時期のリハビリ

この時期の合言葉は「守る・落ち着かせる・最低限つなぐ」です。

① 日常で足底に負荷をかけないコツ

まず、裸足で硬い床を歩く時間を減らしてみてください。

室内でもクッション性のあるサンダルや室内履きがあると助かります。

階段はつま先で蹴りやすいので、必要最小限にするだけでも違いが出ます。

長時間立つ時は、片脚に体重を乗せ続けないように重心をこまめに変えます。

小さな工夫ですが、毎日の積み重ねが回復を左右します。

② やさしいケア手順(足裏・ふくらはぎ)

痛い時期は、強い刺激より“軽い循環”を意識します。

ふくらはぎを手で軽くさする、足首をゆっくり回す、といった程度でもOKです。

足裏は痛点を避けつつ、周辺をやさしくほぐすくらいに留めます。

ストレッチをするなら、ふくらはぎを軽く伸ばして「痛くない範囲」で止めます。

終わった後に痛みが増えるなら、刺激が強すぎたサインです。

③ 痛くてもできる筋トレ(等尺性)

等尺性トレーニングは、関節を大きく動かさずに筋肉へ刺激を入れられます。

例えば、両足でつま先立ちになって「上げた位置で10〜20秒キープ」を数回行います。

痛みが出るなら高さを下げて、軽い力でキープするだけでも構いません。

足指は、床を軽くつかむように力を入れて5秒キープを繰り返すのも手です。

目的は“筋力アップ”というより“落とさない”なので、控えめで大丈夫です。

フェーズ2:痛みが落ち着いた時期のリハビリ

痛みが落ち着いたら、ここからが本番で「再発しにくい体」を作っていきます。

① ふくらはぎと足首の動きを戻す

ふくらはぎの柔軟性が戻ると、足底筋膜の引っ張りが減りやすいです。

壁に手をついて、ふくらはぎを軽く伸ばすストレッチを毎日少しずつ続けます。

足首の背屈が硬い人は、膝を前に出すモビリティ(痛くない範囲)も相性が良いことがあります。

ポイントは「強く伸ばしすぎない」と「翌日に痛みが増えない」です。

伸ばすより“動く範囲を少しずつ広げる”意識だと失敗しにくいです。

② 足指トレを効かせる(タオルギャザー等)

タオルギャザーは有名ですが、やり方が雑だと足裏を痛めることがあります。

まずは足指だけでタオルを引くより、足のアーチを「そっと持ち上げる」感覚を優先します。

指を丸めるだけでなく、親指の付け根あたりで床を感じると効かせやすいです。

回数は少なめからでOKで、痛みが出ない範囲で丁寧にやるのがコツです。

「疲れるけど痛くない」くらいがちょうどいいラインになります。

③ カーフレイズで走れる強さに戻す

走る動きに近い補強として、カーフレイズはかなり重要です。

最初は両脚でゆっくり上げ下げし、問題なければ片脚へ進めます。

回数よりも、ゆっくり下ろす局面(エキセントリック)を丁寧にすると効きやすいです。

途中で足裏が痛くなるなら、可動域を小さくして調整します。

翌朝の痛みが増えないことを確認しながら、少しずつ負荷を上げていきましょう。

④ 股関節・体幹でフォームを安定させる

足底筋膜炎は足だけの問題に見えますが、実は股関節の安定も関係します。

お尻の筋肉が弱いと、着地で膝や足首が内側に入り、足裏へ負担が集まりやすいです。

クラムシェルやヒップヒンジなど、シンプルな補強を週2〜3回入れると効果が出やすいです。

体幹は腹筋を割るより、走っている時に骨盤を安定させる目的で考えると続きます。

結果としてフォームが整い、足裏だけが頑張る状態を減らせます。

フェーズ3:復帰期のランニング(再発しない戻し方)

この段階で大切なのは、勢いで戻さず“ルール通りに戻す”ことです。

① 走ってOKの基準(痛み0〜2/10)

走ってOKの目安は、日常で痛みが0〜2/10に収まり、朝の一歩目も悪化していないことです。

走る前に痛みが3以上なら、その日はウォークやバイクに変えるのが無難です。

走っている最中に痛みが増えるなら、そこで終了してOKです。

そして翌朝、痛みが増えていないかを必ずチェックします。

翌朝に悪化するなら、復帰が早すぎたサインとして一段戻しましょう。

② 復帰ランの例(ウォーク&ラン→ジョグ)

最初はウォーク&ランが安定します。

例として、1分ラン+2分ウォークを10セットのように“短い刺激”で始めます。

それで翌朝も問題なければ、ランの時間を少しずつ伸ばします。

いきなり連続30分ジョグに戻すより、段階を刻むほうが再発しにくいです。

復帰期は「物足りないくらいが正しい」と思っておくと成功しやすいです。

③ 痛みが戻った時のリセット手順

復帰中に痛みが戻るのは珍しくありません。

大事なのは、そこで焦って押し切らないことです。

痛みが出たら、直近の負荷を1段戻し、ウォーク&ランに戻して様子を見ます。

同時に、ふくらはぎケアとカーフレイズの負荷も少し下げて反応を確認します。

“戻るのが早い人”ほど、結果的に完全復帰も早くなりがちです。

インソール・テーピング・シューズは補助で使う

道具はうまく使えば助けになりますが、「道具だけで治す」はだいたい遠回りになります。

① インソールが合う人・合わない人

インソールは土踏まずを支えて、足底筋膜へのストレスを減らす狙いがあります。

立ち仕事が多い人や、歩行でも痛い人には助けになることがあります。

一方で、合わない形だと逆に当たりが強くなって痛みが増えることもあります。

使うなら「入れた直後にラクか」「翌日に悪化しないか」で判断すると安全です。

インソールは“回復の補助輪”として、リハビリとセットで使うのが安定します。

② テーピングは「守りながら治す」

テーピングは、走る・歩く時の痛みを軽くしてくれることがあります。

ただし痛みが減ったぶん、やりすぎやすいのが落とし穴です。

テーピングをした日は、むしろ負荷を抑えて「回復を進める日」にすると相性が良いです。

かぶれやすい人は肌トラブルもあるので、短時間から試すほうが安心です。

“痛みを消す道具”ではなく、“痛みを減らして回復を助ける道具”として扱いましょう。

③ シューズ選び3つのポイント

ポイントは、1つ目が「サイズ感」で、指が窮屈だと足指が使えません。

2つ目は「安定感」で、グラつきが強いと土踏まずが頑張りすぎます。

3つ目は「寿命管理」で、クッションが抜けた靴は足裏に厳しいです。

復帰期は、攻めた薄底より“守れる靴”を優先したほうが戻しやすいことが多いです。

慣れたら少しずつ戻せばいいので、まずは足裏ファーストでいきましょう。

再発予防:ランナー向け負荷設計と習慣

痛みが引いた後にこそ、再発予防の仕込みが効いてきます。

① 距離と強度の増やし方ルール

距離は“週で見て”増やすほうが安定します。

目安として、週の総距離をいきなり大きく増やさず、少しずつ積み上げます。

スピード練や坂は負荷が大きいので、距離を増やす週と同時に増やさないのがコツです。

「距離も強度も同時に上げる」が、足底筋膜炎の再発を呼びやすい組み合わせです。

欲張らない設計が、結局いちばん速く強くなります。

② 練習後ルーティン(補強・睡眠)

練習後にふくらはぎを軽く動かしておくだけでも、翌朝の足裏がラクなことがあります。

短時間でいいので、カーフレイズや足指トレを“習慣”として残すのがおすすめです。

そして睡眠は、わりとガチで回復力に直結します。

寝不足が続くと、同じ練習でも痛みが出やすくなる感覚がある人は多いはずです。

トレーニングの成果は、だいたい寝ている間に回収されます。

③ フォーム簡易チェック(接地・ピッチ)

フォームを完璧にする必要はありませんが、簡易チェックは役立ちます。

疲れてくると接地が前に出て、踵で強く当たりやすい人は足裏に負担が集まりがちです。

ピッチが落ちてストライドが伸びると、着地衝撃が増えることがあります。

動画を撮って「後半だけ崩れてないか」を見るだけでもヒントになります。

直すなら一気にではなく、まずは疲れても崩れにくい補強から入ると続きます。

受診の目安(粘らず相談するライン)

セルフケアで頑張りすぎて長引かせないために、受診の目安も知っておきましょう。

① 数週間で改善しない・歩行がつらい

負荷を落としても数週間単位で改善が見えないなら、専門家に相談したほうが早いことがあります。

特に日常の歩行がつらい、朝の一歩目が激痛で生活に支障がある場合は早めが安心です。

痛みが増えているのに我慢していると、復帰までの道のりが伸びがちです。

「ここまでやったけどダメだった」を整理して持っていくと診察もスムーズになります。

我慢強いランナーほど受診が遅れやすいので、そこだけ注意してください。

② 腫れ・熱感・しびれがある

足底筋膜炎は腫れや熱感が強く出るとは限りません。

もし明らかな腫れ、熱感、しびれがあるなら別の問題も考えたほうが安全です。

痛みの場所が足裏以外に広がっている場合も、早めに見てもらう価値があります。

無理にセルフケアで押し切るより、原因をはっきりさせるのが近道です。

不安が強い時点で相談してしまうのも、全然アリだと思います。

③ 医療で行うこと(概要)

医療では、痛みの原因が本当に足底筋膜かどうかをまず確認します。

必要に応じて、炎症を落とす処置や、負担を減らすための指導が入ることがあります。

リハビリでは、足首やふくらはぎ、股関節まで含めて評価してもらえるのが強みです。

「走り方」「戻し方」の相談ができると、再発予防まで一気に進められます。

自己判断で長引かせるより、プロにショートカットしてもらう選択肢も持っておくと安心です。

ランニング中に足裏が痛くなると、走り方も気持ちも一気に崩れます。

特に足底筋膜炎は、痛みが強い日とマシな日が混ざるので判断が難しいですよね。

この記事では、ランナーに多い足底筋膜炎を「原因→やってはいけない→フェーズ別リハビリ→復帰の判断基準→再発予防」まで、迷いにくい順番でまとめます。

“いつ走っていいか”のルールも用意したので、練習をゼロにしたくない人ほど参考になるはずです。

痛みを長引かせず、できるだけ早く安全に戻すために、今の段階に合うところからやってみてください。

足底筋膜炎は、足裏だけを何とかしようとすると長引きやすいトラブルです。

距離や強度の急増、坂や硬い路面、シューズの劣化、ふくらはぎの硬さなど、原因が重なって起きることが多いからです。

痛い時期は「守って悪化を止める」を最優先にして、強いストレッチや様子見ジョグのような地雷を避けるのが近道になります。

その上で、痛みの段階に合わせてリハビリを進め、痛み0〜2/10と翌朝チェックを基準に復帰すると再発しにくくなります。

焦って一気に戻すより、ウォーク&ランから刻んで積み上げた方が、結果的に早く普通に走れる状態へ戻りやすいです。

 

 

 

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