アキレス腱炎のつらい痛み、整骨院で根本改善!

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アキレス腱炎のつらい痛み、整骨院で根本改善!

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2025/11/11 アキレス腱炎のつらい痛み、整骨院で根本改善!

アキレス腱炎のつらい痛み、整骨院で根本改善!最適な治療法を徹底解説

 

アキレス腱炎、足底筋膜炎等足の痛みなら走る鍼灸師にお任せ

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アキレス腱炎のつらい痛みに悩んでいませんか?「治療法は?」「どこに行けば良い?」と迷う方も多いでしょう。この記事では、アキレス腱炎の症状や原因から、整骨院で行う根本改善を目指す治療法までを徹底的に解説します。手技療法や物理療法、運動療法など、あなたの痛みを和らげ、再発を防ぐための具体的なアプローチが分かります。整骨院だからこそできる、一人ひとりに合わせた最適な治療で、アキレス腱炎の痛みから解放され、快適な日常を取り戻しましょう。

1. アキレス腱炎とは?症状と原因、放置するリスク

アキレス腱炎は、かかとの上部からふくらはぎにかけて存在する太い腱であるアキレス腱に炎症が起き、痛みが生じる状態を指します。スポーツ活動を行う方や、立ち仕事が多い方によく見られる症状ですが、日常生活のふとした動作がきっかけで発症することもあります。この章では、アキレス腱炎の具体的な症状や、なぜアキレス腱炎が起こるのかという原因とメカニズム、そして放置することでどのようなリスクがあるのかを詳しく解説していきます。

1.1 アキレス腱炎の主な症状と痛み

アキレス腱炎の症状は、初期段階では軽微な違和感や運動後の痛みとして現れることが多いですが、進行すると日常生活にも支障をきたすほどの強い痛みとなることがあります。主な症状は以下の通りです。

症状の種類 具体的な特徴と現れ方
アキレス腱の痛み かかとの上部、アキレス腱の中央部、またはアキレス腱が踵の骨に付着する部分に痛みが現れます。痛みはズキズキとした鋭いものから、鈍い痛み、チクチクとした刺激まで様々です。

  • 運動開始時や運動中に痛みを感じやすいです。特にランニング、ジャンプ、ダッシュなど、アキレス腱に大きな負荷がかかる動作で顕著になります。
  • 運動後に痛みが強くなることもあります。
  • 起床時の最初の一歩や、長時間座っていた後に立ち上がった時に、アキレス腱のこわばりとともに痛みを感じることがあります。
  • 階段の上り下りや、つま先立ちをする際に痛みが誘発されます。
圧痛(押したときの痛み) アキレス腱の炎症部位を指で押すと、強い痛みを感じます。特に、腱の変性が進んでいる部分では圧痛が顕著です。
熱感と腫れ 炎症が強い場合、アキレス腱の周囲に熱っぽさや腫れが見られることがあります。触ると周囲の皮膚よりも温かく感じることがあります。
こわばり 特に朝起きた時や、運動を開始する際にアキレス腱や足首全体にこわばりを感じることがあります。動かし始めると徐々に軽減することもありますが、症状が進行すると持続的なこわばりとなることがあります。
アキレス腱の肥厚や結節 慢性的な炎症が続くと、アキレス腱が厚くなったり、触るとしこりのように感じる結節ができたりすることがあります。これは腱組織の変性や修復過程で起こる変化です。
可動域の制限 痛みが強くなると、足首を動かす範囲(特に足首を上に反らせる背屈動作)が制限されることがあります。これにより、歩行や運動に影響が出ることがあります。

これらの症状は、アキレス腱炎の進行度合いや個人の活動量によって異なります。初期の段階で適切な対処を行うことが、症状の悪化を防ぎ、早期回復につながります。

1.2 アキレス腱炎になる原因とメカニズム

アキレス腱炎は、アキレス腱に繰り返し過度な負荷がかかることによって、腱組織に微細な損傷が生じ、炎症が引き起こされることで発症します。このプロセスには、様々な要因が複合的に関与していることが多いです。主な原因とメカニズムについて詳しく見ていきましょう。

1.2.1 オーバーユース(使いすぎ)による負荷

アキレス腱炎の最も一般的な原因は、アキレス腱への過度な繰り返し負荷、すなわちオーバーユースです。特にスポーツ活動において、以下の状況で発生しやすくなります。

  • 急激な運動量の増加:ランニングの距離や頻度を急に増やしたり、トレーニングの強度を上げたりすることで、アキレス腱がその負荷に適応できず、損傷が生じやすくなります。
  • 不適切なウォーミングアップやクールダウン:運動前後の準備運動や整理運動が不足していると、筋肉や腱の柔軟性が低い状態で負荷がかかり、損傷のリスクが高まります。
  • ジャンプやダッシュの繰り返し:バスケットボール、バレーボール、サッカー、テニスなど、ジャンプや急な方向転換、ダッシュを頻繁に行うスポーツでは、アキレス腱に瞬間的に大きな牽引力や衝撃が加わるため、炎症を起こしやすくなります。
  • 長時間の立ち仕事や歩行:スポーツをしていない方でも、立ちっぱなしの仕事や長時間の歩行によって、アキレス腱に慢性的な負担がかかり、炎症が生じることがあります。

1.2.2 身体的要因

個人の身体的な特徴も、アキレス腱炎の発症リスクを高める要因となります。

  • ふくらはぎの筋肉やアキレス腱の柔軟性低下:ふくらはぎの筋肉(腓腹筋、ヒラメ筋)が硬いと、アキレス腱にかかる張力が増大し、負荷が集中しやすくなります。柔軟性が不足していると、運動時に腱が適切に伸び縮みできず、微細な損傷を受けやすくなります。
  • 筋力不足や筋力バランスの不均衡:ふくらはぎや足首周囲の筋力が不足していると、アキレス腱にかかる衝撃を吸収しきれず、腱自体への負担が増大します。また、左右の筋力バランスが悪い場合も、片側のアキレス腱に過度な負荷がかかりやすくなります。
  • 足のアライメント不良
    • 扁平足(へんぺいそく):土踏まずが潰れて足裏が平らになる状態です。歩行時や運動時に足が過度に内側に倒れ込む(過回内)ことで、アキレス腱がねじれるようなストレスを受け、炎症を引き起こしやすくなります。
    • 回内足(かいないそく):歩行時に足が内側に過度に傾く状態を指します。扁平足と同様に、アキレス腱に不均等な負荷がかかり、炎症のリスクを高めます。
    • O脚やX脚:下肢全体の骨格のアライメントが崩れている場合も、歩行や運動時の重心バランスが偏り、アキレス腱に異常なストレスがかかることがあります。
  • 加齢による腱の変性:年齢を重ねると、アキレス腱の弾力性が低下し、組織が硬くもろくなる傾向があります。これにより、軽微な負荷でも損傷しやすくなり、炎症が起きやすくなります。
  • 体重の増加:体重が増加すると、歩行や運動時にアキレス腱にかかる負担が大きくなり、アキレス腱炎の発症リスクが高まります。

1.2.3 環境的要因

運動を行う環境や使用する道具も、アキレス腱炎の原因となることがあります。

  • 不適切な靴の使用
    • クッション性の低い靴:地面からの衝撃を吸収しきれず、アキレス腱に直接的な負荷が伝わりやすくなります。
    • ヒールが高すぎる靴:アキレス腱が常に短縮された状態となり、硬くなりがちです。急に低い靴に履き替えた際に、アキレス腱が急激に伸ばされ、損傷のリスクが高まります。
    • サイズが合わない靴:足に合わない靴は、歩行や運動時の足の安定性を損ない、アキレス腱に不自然なストレスをかけることがあります。
    • 靴の劣化:ランニングシューズなどのスポーツシューズは、使用とともにクッション性やサポート機能が低下します。劣化したシューズを使い続けると、アキレス腱への負担が増大します。
  • 硬い路面での運動:アスファルトやコンクリートなどの硬い路面でのランニングや運動は、地面からの衝撃が大きいため、アキレス腱への負担が増加します。

1.2.4 アキレス腱炎のメカニズム

これらの原因が複合的に作用することで、アキレス腱炎は以下のメカニズムで発症します。

  1. 微細損傷の発生:アキレス腱に繰り返し過度な牽引力や圧縮力、ねじれの力が加わることで、腱を構成するコラーゲン線維に目に見えないほどの小さな損傷(微細損傷)が生じます。
  2. 炎症反応の誘発:損傷した組織を修復しようとする体の自然な反応として、炎症が起こります。この炎症によって、痛み、熱感、腫れなどの症状が現れます。
  3. 修復と損傷のバランスの崩壊:初期の段階であれば、安静にすることで修復が進み、症状は改善します。しかし、負荷がかかり続けると、修復が追いつかずに損傷が蓄積され、慢性的な炎症状態に陥ります。
  4. 腱組織の変性:慢性的な炎症が続くと、腱組織の構造が正常な状態から変化し、コラーゲン線維の配列が乱れたり、血管や神経の異常な増殖が見られたりすることがあります。この状態を腱変性と呼び、腱が厚くなったり、弾力性が失われたりします。変性した腱は、さらに損傷しやすくなります。

このように、アキレス腱炎は単一の原因で起こるのではなく、様々な要因が絡み合って発症する複雑な状態です。ご自身の生活習慣や身体の特徴を理解し、適切な対策を講じることが重要です。

1.3 アキレス腱炎を放置するとどうなる?

アキレス腱炎の痛みは、安静にしていれば一時的に和らぐこともありますが、根本的な原因が解決されていない限り、放置することで症状が悪化し、より深刻な状態に進行するリスクがあります。初期の段階で適切な治療を受けずに放置した場合に起こりうるリスクについて解説します。

1.3.1 痛みの慢性化と悪化

アキレス腱炎を放置すると、急性期の炎症が治まらず、慢性的な痛みに移行することが最も一般的なリスクです。痛みが長期間続くことで、日常生活における様々な活動に支障をきたし、生活の質が著しく低下します。

  • 持続的な痛み:運動時だけでなく、安静時や睡眠中にも痛みを感じるようになることがあります。
  • 痛みの増強:最初は軽微な痛みだったものが、徐々に強くなり、我慢できないほどの痛みになることがあります。
  • 活動範囲の制限:痛みを避けるために、歩行距離が短くなったり、階段の昇降が困難になったり、好きなスポーツ活動を諦めざるを得なくなったりします。

1.3.2 アキレス腱の組織変性の進行

慢性的な炎症と負荷が続くことで、アキレス腱の組織自体が変性し、その構造がもろくなります。これは、腱を構成するコラーゲン線維の配列が乱れ、弾力性が失われる状態です。

  • 腱の肥厚や硬化:アキレス腱が触ると厚く、硬くなったり、しこりのような結節が形成されたりします。これは、損傷と修復の繰り返しによって、線維組織が増殖するためです。
  • 弾力性の低下:変性した腱は、本来持っている弾力性や柔軟性が失われ、衝撃を吸収する能力が低下します。これにより、さらに損傷しやすくなります。

1.3.3 アキレス腱周囲の組織への影響

アキレス腱炎が長引くと、腱だけでなく、その周囲の組織にも悪影響が及ぶことがあります。

  • アキレス腱滑液包炎(かつえきほうえん):アキレス腱と踵の骨の間にある滑液包という袋に炎症が起き、痛みや腫れが生じることがあります。
  • 足底筋膜炎(そくていきんまくえん):アキレス腱の硬さや足のアライメント不良が、足裏の筋肉や腱にも負担をかけ、足底筋膜炎を併発するリスクを高めることがあります。

1.3.4 アキレス腱断裂のリスク増大

アキレス腱炎を放置する最も深刻なリスクは、アキレス腱断裂です。変性して弾力性を失ったアキレス腱は、通常の腱よりもはるかに切れやすくなります。

  • 軽微な負荷での断裂:慢性的に炎症を起こし、変性したアキレス腱は、スポーツ活動中だけでなく、階段を踏み外す、急に方向転換する、つま先立ちをするなど、日常生活の比較的軽微な動作でも断裂してしまうことがあります。
  • 突然の激痛と機能不全:断裂が起こると、突然「ブチッ」という音や感覚とともに激しい痛みが走り、その後は歩行が困難になります。手術が必要となるケースも多く、回復には長期間を要します。

1.3.5 精神的ストレスと生活の質の低下

長引く痛みや活動制限は、身体的な負担だけでなく、精神的なストレスも引き起こします。

  • 運動不足による健康への影響:好きなスポーツができない、外出が億劫になるなど、運動不足に陥りやすくなります。
  • 気分の落ち込み:痛みが続くことへの不安や、活動が制限されることによるストレスから、気分の落ち込みや意欲の低下を招くことがあります。
  • 社会生活への影響:仕事や学業、趣味活動など、社会生活にも影響が及ぶ可能性があります。

このように、アキレス腱炎は放置することで、症状の悪化、腱組織の不可逆的な変化、そして最終的にはアキレス腱断裂という重篤な事態に繋がりかねません。初期の段階で適切な対処を行うことが、これらのリスクを回避し、早期に健康な状態を取り戻すために非常に重要です。

2. なぜ整骨院がアキレス腱炎の治療に強いのか

アキレス腱炎のつらい痛みから解放され、再発しない身体を目指す上で、整骨院は非常に有効な選択肢となります。その理由は、整骨院が痛みのある局所だけでなく、身体全体のバランスや根本的な原因に目を向けるアプローチを重視している点にあります。

2.1 病院との違い 整骨院のアプローチ

アキレス腱炎の治療を考える際、多くの方がまず病院を思い浮かべるかもしれません。病院と整骨院では、アキレス腱炎に対するアプローチに違いがあります。この違いを理解することで、ご自身の症状や目指すゴールに合った治療院を選ぶ手助けになります。

病院では、アキレス腱の炎症や損傷の程度を診断するために、画像検査などを活用することが一般的です。急性期の強い痛みや、腱の損傷が疑われる場合には、これらの検査が非常に重要となります。その後、炎症を抑えるための薬物療法や、安静を指示されることが多いでしょう。

一方、整骨院では、アキレス腱炎の痛みがなぜ生じているのか、その根本的な原因を追求することに重点を置きます。痛みのあるアキレス腱そのものだけでなく、足首の関節の動き、ふくらはぎの筋肉の硬さ、骨盤の歪み、姿勢、歩行時の重心のかかり方など、身体全体の連動性に着目します。これらの要素がアキレス腱に過度な負担をかけ、炎症を引き起こしていると考えるのです。

整骨院のアプローチは、主に手技による施術、物理療法、そして運動指導や生活習慣のアドバイスを通じて、患者様ご自身の回復力を高め、痛みの原因を解消していくことを目指します。具体的な違いを以下の表にまとめました。

項目 病院のアプローチ(一般的な傾向) 整骨院のアプローチ(一般的な傾向)
主な診断方法 画像検査(レントゲン、MRIなど)による客観的な診断 丁寧な問診、触診、動作分析による身体の状態把握
治療の焦点 炎症や損傷部位の特定と、症状の緩和 痛みのある局所だけでなく、身体全体のバランスや根本原因の改善
主な治療法 薬物療法、注射、安静、重症時の手術など 手技療法、物理療法、運動療法、ストレッチ指導、テーピングなど
目指すゴール 痛みの除去、炎症の鎮静 痛みの除去に加え、根本原因の改善と再発予防
患者様への関わり 診断に基づいた治療計画の提示 患者様との対話重視、個別の状態に合わせたきめ細やかなケア

このように、整骨院はアキレス腱炎の症状に対して、身体の構造と機能に深く関わる多角的な視点からアプローチし、患者様一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドの施術を提供できる点が強みと言えるでしょう。

2.2 アキレス腱炎の根本改善を目指す整骨院の役割

アキレス腱炎の治療において、整骨院が最も重視するのは「根本改善」と「再発防止」です。一時的に痛みが和らいでも、原因が解決されていなければ、再び痛みがぶり返してしまう可能性が高いからです。整骨院は、アキレス腱炎の根本改善に向けて、以下のような重要な役割を担っています。

2.2.1 アキレス腱炎の原因を特定し、身体全体のバランスを整える

アキレス腱炎の痛みは、必ずしもアキレス腱そのものだけに問題があるとは限りません。例えば、足首の可動域の制限、ふくらはぎの筋肉の過緊張、股関節や骨盤の歪み、あるいは歩き方や立ち方の癖などが、アキレス腱に余計な負担をかけ、炎症を引き起こしていることがあります。整骨院では、丁寧な問診と検査を通じて、これらの潜在的な原因を特定します。

身体全体のバランスを評価し、アキレス腱への負担を軽減するためのアプローチを行います。例えば、硬くなった筋肉を緩めたり、関節の動きを改善したりすることで、身体が本来持っている自然な動きを取り戻し、アキレス腱へのストレスを減らしていきます。これにより、痛みの原因そのものに働きかけ、根本的な改善を目指します。

2.2.2 自然治癒力を高め、身体が自ら回復する力をサポートする

整骨院の施術は、患者様が本来持っている自然治癒力を最大限に引き出すことを目的としています。手技療法や物理療法を通じて、血行を促進し、筋肉の緊張を緩和することで、身体の回復プロセスをサポートします。これにより、炎症が鎮まりやすくなり、組織の修復がスムーズに進むことが期待できます。

また、痛みがある状態では、無意識のうちに身体をかばうような動きをしてしまいがちです。これが新たな身体の歪みや筋肉のアンバランスを生み、痛みを慢性化させる原因となることもあります。整骨院では、これらの悪循環を断ち切り、身体が正常な状態に戻るよう導くことで、自ら回復する力を高める手助けをします。

2.2.3 再発防止のための生活習慣やセルフケア指導

アキレス腱炎の治療は、施術室の中だけで完結するものではありません。日常生活での過ごし方や、ご自宅でのセルフケアが、再発防止には不可欠です。整骨院では、患者様一人ひとりの生活習慣や運動習慣を詳しくヒアリングし、アキレス腱に負担をかけにくい正しい身体の使い方や、効果的なストレッチ、筋力トレーニングの方法などを具体的に指導します。

例えば、長時間の立ち仕事や、スポーツ時のフォーム、靴の選び方など、日々の生活の中でアキレス腱に影響を与える要因は多岐にわたります。これらの要因を見直し、改善していくことで、アキレス腱炎の再発リスクを大幅に減らすことができます。整骨院は、患者様がご自身の身体と向き合い、健康な状態を維持するための知識と実践的なサポートを提供することで、アキレス腱炎の根本改善と再発防止に貢献する重要な役割を担っているのです。

3. 整骨院で行うアキレス腱炎の治療法を徹底解説

アキレス腱炎のつらい痛みから解放され、再発しない体を取り戻すためには、根本原因にアプローチする適切な治療が不可欠です。整骨院では、患者様一人ひとりの症状や生活習慣、体の状態を詳細に把握し、多角的な視点から最適な治療計画を立案します。ここでは、整骨院で行われるアキレス腱炎の具体的な治療法について詳しく解説いたします。

3.1 丁寧な問診と検査でアキレス腱炎の原因を特定

アキレス腱炎の治療を始めるにあたり、最も重要となるのが丁寧な問診と詳細な検査です。表面的な痛みだけでなく、その痛みがなぜ発生しているのか、どのような要因が絡んでいるのかを深く掘り下げていきます。これにより、患者様のアキレス腱炎の根本的な原因を特定し、効果的な治療へと繋げます

3.1.1 問診の重要性

問診では、まず現在の症状について詳しくお伺いします。具体的には、いつから痛みを感じるようになったのか、どのような時に痛みが強くなるのか、痛みの種類(ズキズキする、重い、ピリピリするなど)、日常生活やスポーツ活動への影響などを詳細にヒアリングします。また、過去の怪我や病歴、運動習慣、仕事内容、使用している靴の種類、睡眠の質、ストレスの有無など、患者様の全身状態や生活習慣に関する情報も丁寧に聞き取ります。これらの情報は、アキレス腱炎の原因を多角的に分析するための重要な手がかりとなります。

3.1.2 視診と触診による患部の評価

問診で得られた情報をもとに、次に視診と触診を行います。視診では、患部であるアキレス腱周辺の腫れや発赤、皮膚の色、左右差などを注意深く観察します。また、歩行時や特定の動作を行った際の足首や足全体の動き、姿勢のバランスなども確認し、アキレス腱に過度な負担がかかるような体の使い方をしていないかを評価します

触診では、アキレス腱自体やその周囲の筋肉(特にふくらはぎの筋肉)に直接触れて、熱感、圧痛(押すと痛みがあるか)、硬さ、しこりの有無、アキレス腱の肥厚(厚くなっているか)などを確認します。アキレス腱の付着部や腱の中央部など、痛みの発生源を特定するために細かく触診を行います。これにより、炎症の程度やアキレス腱の損傷状況を把握することができます。

3.1.3 動作分析と機能評価

アキレス腱炎は、特定の動作で痛みが生じることが多いため、動作分析は非常に重要です。歩行、ランニング、ジャンプ、階段の昇り降りなど、患者様が日常的に行う動作やスポーツにおける動作を実際に確認し、どの動きで痛みが増強するか、あるいは足首や足全体の可動域に制限がないかなどを評価します。足首の背屈・底屈、内反・外反といった関節の動きの範囲や、筋力の低下、バランス能力の有無なども細かくチェックします。

さらに、足のアーチ(土踏まず)の状態や、扁平足、ハイアーチといった足の形態的な特徴も確認します。これらの足部の構造的な問題が、アキレス腱に不適切なストレスを与えているケースも少なくありません。足部から膝、股関節、骨盤、そして脊柱へと繋がる全身の連動性も考慮に入れ、アキレス腱炎の根本原因を探ります

3.1.4 検査結果に基づく治療計画の立案

これらの丁寧な問診と詳細な検査の結果に基づき、患者様のアキレス腱炎の原因を特定し、最適な治療計画を立案します。例えば、ふくらはぎの筋肉の過緊張が原因であれば手技療法を中心に、足首の可動域制限があれば運動療法を重点的に、足部の構造的な問題があればテーピングや装具によるサポートを提案するなど、個々の状態に合わせたオーダーメイドの治療を行います。患者様には、検査結果と治療計画について分かりやすく説明し、納得いただいた上で治療を進めてまいります。

3.2 手技療法で筋肉の緊張を和らげる

整骨院で行われる治療の中心の一つが手技療法です。アキレス腱炎の多くは、アキレス腱そのものへの過度な負担に加え、周囲の筋肉の緊張や柔軟性の低下が深く関わっています。手技療法は、これらの筋肉の緊張を緩和し、血行を促進することで、アキレス腱へのストレスを軽減し、自然治癒力を高めることを目的としています。

3.2.1 アキレス腱への負担を軽減する手技

アキレス腱炎の痛みは、アキレス腱自体に炎症が起きていることが直接の原因ですが、その炎症を引き起こしている背景には、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋、ヒラメ筋)の過緊張が大きく影響しています。これらの筋肉が硬くなると、アキレス腱は常に引っ張られた状態となり、小さな負荷でも損傷しやすくなります。整骨院では、熟練した手技によって、これらのふくらはぎの筋肉や足底筋群、さらには太ももや臀部の関連する筋肉の緊張を丁寧に緩めていきます

具体的な手技としては、筋肉の走行に沿った圧迫や揉捏(もみほぐし)、ストレッチングなどがあります。深層の筋肉にアプローチし、硬くなった筋肉の繊維を一つひとつ丁寧にリリースしていくことで、筋肉の柔軟性を取り戻し、アキレス腱にかかる牽引ストレスを軽減します。また、筋膜リリースという手法を用いて、筋肉を覆う筋膜の癒着を剥がし、筋肉本来の滑らかな動きを取り戻すことも行います。これにより、血流が改善され、酸素や栄養素が患部に届きやすくなり、炎症の早期回復を促します

3.2.2 関節の可動域改善とバランス調整

アキレス腱炎の患者様の中には、足首の関節の動きが悪くなっているケースも少なくありません。足首の可動域が制限されると、歩行や運動時にアキレス腱に不自然な負担がかかりやすくなります。手技療法では、足首の関節の動きを改善するための関節モビライゼーションも行います。これは、関節の動きをスムーズにするための gentle な手技で、足首の柔軟性を高め、アキレス腱への負担を軽減します

さらに、全身のバランスを考慮したアプローチも重要です。アキレス腱炎の原因が、足だけでなく、骨盤の歪みや股関節の機能不全、姿勢の悪さなど、全身のバランスの崩れにある場合もあります。整骨院では、これらの全身の歪みや筋肉のアンバランスに対しても手技を用いてアプローチし、体全体の調和を取り戻すことで、アキレス腱への負担を根本的に軽減することを目指します

手技療法は、患者様の痛みの程度や筋肉の硬さに合わせて、力加減を調整しながら行われます。無理な刺激を与えることなく、心地よいと感じる範囲で筋肉を緩め、血行を促進することで、自然治癒力を最大限に引き出します。これにより、痛みの軽減だけでなく、アキレス腱炎の根本改善と再発防止へと繋がるのです。

3.3 物理療法で炎症と痛みを緩和

アキレス腱炎の治療において、手技療法と並行して炎症と痛みを効率的に緩和するために用いられるのが物理療法です。物理療法は、電気、熱、音波などの物理的なエネルギーを利用して、患部の血行促進、炎症抑制、痛みの軽減、組織の修復促進などを図ります。整骨院では、患者様の症状や炎症の程度に応じて、最適な物理療法を選択し、治療効果を高めます。

3.3.1 様々な物理療法の種類と効果

整骨院で用いられる主な物理療法には、以下のようなものがあります。

物理療法名 主な効果 アキレス腱炎への適用
電気治療

(低周波、高周波、干渉波など)

  • 痛みの緩和(ゲートコントロール理論、内因性オピオイドの放出)
  • 筋肉の緊張緩和
  • 血行促進
  • 神経伝達の調整
アキレス腱周囲の筋肉の緊張を和らげ、痛みを直接的に軽減します。特に慢性的な痛みに効果的です。血行を促進することで、組織の修復をサポートします。
超音波治療
  • 深部組織への温熱効果(温熱療法)
  • 微細な振動によるミクロマッサージ効果(非温熱療法)
  • 炎症の抑制
  • 組織の治癒促進
  • 瘢痕組織の軟化
アキレス腱の深部にまでエネルギーを届け、炎症を効果的に抑制します。温熱効果により血行を促進し、非温熱効果により細胞レベルでの組織修復を促進します。急性期から慢性期まで幅広く使用されます。
温熱療法

(ホットパック、遠赤外線など)

  • 血行促進
  • 筋肉の弛緩
  • 痛みの緩和
  • 新陳代謝の向上
患部を温めることで、血流を増加させ、筋肉の緊張を和らげます。これにより、痛みが軽減され、組織の回復が促されます。特に慢性期の痛みに有効です。
冷却療法

(アイシング)

  • 炎症の抑制
  • 痛みの軽減(感覚神経の活動低下)
  • 腫れの抑制
急性期の炎症や痛みが強い場合に適用されます。患部の熱感を抑え、炎症の拡大を防ぎ、痛みを和らげます。運動後など、一時的な炎症の抑制にも用いられます。

3.3.2 症状に合わせた物理療法の選択と組み合わせ

アキレス腱炎の症状は、発症からの期間や炎症の程度、痛みの種類によって様々です。整骨院では、患者様の個々の状態を正確に評価し、最も効果的な物理療法を選択、あるいは複数の療法を組み合わせて行います

  • 急性期(発症直後、強い痛みと炎症): 炎症を抑えることを最優先に、冷却療法や超音波治療(非温熱モード)を中心に用い、痛みの緩和を図ります。
  • 亜急性期~慢性期(痛みが落ち着いてきたが、まだ残る、または再発を繰り返す): 血行促進と組織の修復を促すことを目的とし、電気治療、超音波治療(温熱モード)、温熱療法などを組み合わせて行います。これにより、硬くなった組織の柔軟性を回復させ、痛みの根本的な改善を目指します。

物理療法は、手技療法と組み合わせることで相乗効果が期待できます。手技で筋肉の緊張を緩めた後に物理療法を行うことで、より深部まで効果が浸透しやすくなります。また、物理療法で炎症や痛みを和らげた後に、運動療法やストレッチを行うことで、より安全かつ効果的にリハビリを進めることが可能になります

整骨院では、最新の医療機器を用いて、安全かつ効果的な物理療法を提供しています。患者様の状態を常に確認しながら、最適な治療プログラムを調整し、アキレス腱炎のつらい痛みからの早期回復をサポートいたします。

3.4 運動療法とストレッチで再発を予防

アキレス腱炎の治療において、痛みや炎症を緩和するだけでなく、根本的な改善と再発防止のために不可欠なのが運動療法とストレッチです。整骨院では、患者様一人ひとりの症状の段階や体力レベルに合わせて、適切な運動療法とストレッチを指導し、アキレス腱の柔軟性、筋力、そして安定性を向上させることを目指します

3.4.1 柔軟性の向上とアキレス腱への負担軽減

アキレス腱炎の大きな原因の一つに、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋、ヒラメ筋)の柔軟性不足があります。これらの筋肉が硬くなると、アキレス腱は常に引っ張られた状態となり、小さな動きでも過度なストレスを受けやすくなります。そのため、ふくらはぎの筋肉の柔軟性を高めるストレッチは、アキレス腱炎の治療と予防において非常に重要です

整骨院では、安全かつ効果的なストレッチ方法を丁寧に指導します。

  • 壁を使ったふくらはぎのストレッチ: 壁に手をつき、痛い方の足を後ろに引いてかかとを床につけたまま、前足の膝を曲げてふくらはぎを伸ばします。膝を伸ばした状態(腓腹筋)と、膝を軽く曲げた状態(ヒラメ筋)でそれぞれ行い、深層の筋肉までアプローチします。
  • 階段や段差を使ったアキレス腱ストレッチ: 階段の段差にかかとを乗せ、ゆっくりとかかとを下ろしてアキレス腱を伸ばします。バランスを取りながら、無理のない範囲で行います。
  • 足底筋群のストレッチ: 足の指を反らせたり、足の裏をマッサージしたりすることで、アキレス腱と連動する足底筋群の柔軟性も高めます。

これらのストレッチは、毎日継続して行うことで、アキレス腱にかかる負担を軽減し、柔軟性を維持することができます。整骨院では、正しいフォームと適切な負荷でストレッチが行えるよう、患者様の状態に合わせて細かく指導いたします。

3.4.2 筋力強化と安定性の向上

アキレス腱炎の再発を防ぐためには、アキレス腱をサポートする周囲の筋肉を強化し、足首全体の安定性を高めることが重要です。特に、ふくらはぎの筋肉の筋力強化は、アキレス腱への衝撃吸収能力を高め、負担を軽減します。

運動療法は、痛みのない範囲で、段階的に負荷を上げていくことが原則です。整骨院では、以下のような運動を指導します。

  • カーフレイズ(かかと上げ運動):
    • 両足カーフレイズ: まずは両足でゆっくりとかかとを上げ、最高点で数秒キープし、ゆっくりと下ろします。この動作を繰り返します。
    • 片足カーフレイズ: 両足でのカーフレイズが痛みなく行えるようになったら、片足で行うことでより負荷を高めます。壁などに手をついてバランスを取りながら行います。
    • エキセントリック(伸張性収縮)カーフレイズ: かかとを上げた状態から、ゆっくりと時間をかけてかかとを下ろす動作に重点を置きます。アキレス腱の修復と耐性向上に特に効果的とされています。
  • バランス運動: 片足立ちや、不安定なクッションの上でのバランス練習など、足首の安定性を高める運動を行います。これにより、足首の固有受容覚(体の位置や動きを感じ取る感覚)を向上させ、不意の動きでの怪我を防ぎます
  • 足指の運動: タオルギャザー(足指でタオルを引き寄せる運動)など、足の指の筋肉を強化する運動も、足底のアーチをサポートし、アキレス腱への負担を軽減するのに役立ちます。

これらの運動療法は、アキレス腱炎の症状が落ち着いてから、専門家の指導のもとで段階的に行うことが重要です。無理な負荷はかえって症状を悪化させる可能性があるため、整骨院で適切な指導を受けながら進めることを強くお勧めします

3.4.3 正しい体の使い方の習得

運動療法とストレッチを通じて、単に筋肉を鍛えたり柔軟性を高めたりするだけでなく、日常生活やスポーツにおける正しい体の使い方を習得することも重要です。例えば、ランニングフォームの改善、ジャンプの着地方法、歩行時の重心移動など、アキレス腱に負担がかかりにくい動作を身につけることで、アキレス腱炎の再発を効果的に予防できます

整骨院では、患者様一人ひとりの体の癖や動作パターンを分析し、より効率的で負担の少ない体の使い方を具体的に指導します。これにより、アキレス腱炎の根本改善と、活動的な生活への復帰を強力にサポートいたします。

3.5 テーピングや装具によるサポート

アキレス腱炎の治療において、患部の保護、痛みの軽減、そして再発防止のために有効なのがテーピングや装具(サポーター、インソールなど)によるサポートです。整骨院では、患者様の症状や活動レベルに合わせて、最適なテーピング方法や装具の選択、正しい使用方法を指導いたします

3.5.1 テーピングによるアキレス腱のサポート

テーピングは、アキレス腱炎の痛みがある期間や、スポーツ活動を行う際に、アキレス腱への負担を軽減し、足首の安定性を高める目的で用いられます。様々な種類のテープがあり、目的や症状によって使い分けます。

  • キネシオロジーテープ(伸縮性テープ):
    • 効果: 筋肉の動きをサポートし、アキレス腱にかかるストレスを軽減します。また、皮膚を持ち上げることで血流やリンパの流れを促進し、炎症の緩和や回復を助ける効果も期待できます。かぶれにくく、貼ったままで日常生活や軽い運動が可能です。
    • 貼り方: 主にふくらはぎの筋肉からアキレス腱、かかとにかけて貼ることで、筋肉の収縮をサポートし、アキレス腱への牽引力を和らげます。足首の動きを制限しすぎないため、スポーツ活動中の使用にも適しています
  • ホワイトテープ(非伸縮性テープ):
    • 効果: 足首の関節の動きを制限し、過度な動きによるアキレス腱への負担を防ぎます。特に、捻挫のリスクがある場合や、アキレス腱への強い負荷を避けたい場合に用いられます。
    • 貼り方: 足首を固定するように巻き、アキレス腱の動きを制限します。強い固定力があるため、短期間の使用や、特定の運動時に限定して使用することが多いです

テーピングは、正しい知識と技術を持って行うことが重要です。誤った貼り方をすると、かえって血行不良や皮膚トラブルを引き起こしたり、症状を悪化させたりする可能性があります。整骨院では、患者様の足の形や症状に合わせて、最適なテーピング方法を指導し、必要に応じて実際にテーピングを施します

3.5.2 装具(サポーター、インソール)による長期的なサポート

テーピングが一時的なサポートであるのに対し、装具はより長期的にアキレス腱を保護し、足部からの負担を軽減するために用いられます

  • アキレス腱サポーター:
    • 効果: 足首全体を適度に圧迫・固定することで、アキレス腱への負担を軽減し、炎症の悪化を防ぎます。また、保温効果により血行を促進し、治癒を助ける効果も期待できます。
    • 種類: 様々なタイプがあり、薄手のものから、ジェルパッドなどでアキレス腱を直接保護するものまであります。日常生活や軽い運動時に手軽に装着できるのが特徴です。
  • インソール(中敷き):
    • 効果: 足のアーチを適切にサポートし、足部からの衝撃を吸収することで、アキレス腱にかかる負担を軽減します。扁平足やハイアーチなど、足の構造的な問題がアキレス腱炎の原因となっている場合に特に有効です。重心バランスを整え、足首や膝、股関節への連鎖的な負担も軽減します
    • 種類: 市販のインソールもありますが、整骨院では患者様の足の形や歩行パターンに合わせて、よりフィットするインソールの選び方や、必要に応じて専門のインソールを提案することもあります。
  • ヒールパッド(かかと用クッション):
    • 効果: 靴のかかと部分に入れることで、かかとの衝撃を吸収し、アキレス腱への負担を直接的に軽減します。また、かかとを少し高くすることで、アキレス腱の緊張を和らげる効果もあります。
    • 使用: 痛みが強い時期や、長時間の立ち仕事、歩行時に特に有効です。

装具の選択と使用は、専門家の指導のもとで行うことが重要です。不適切な装具の使用は、かえって症状を悪化させる可能性もあります。整骨院では、患者様の足の形態、歩行分析、活動内容などを総合的に判断し、最適な装具の提案と、正しい装着方法、使用期間について丁寧に指導いたします。これにより、アキレス腱炎の回復を促進し、快適な日常生活への復帰をサポートいたします。

4. アキレス腱炎の根本改善と再発防止のポイント

アキレス腱炎のつらい痛みから解放された後も、根本的な改善と再発防止に向けた取り組みが非常に重要です。整骨院での専門的な治療はもちろんのこと、日常生活での意識やご自宅でのセルフケアが、アキレス腱を健康な状態に保つための鍵となります。ここでは、アキレス腱炎を克服し、再び痛みに悩まされないための具体的なポイントを詳しく解説いたします。

4.1 日常生活で気をつけたいアキレス腱炎対策

日々の生活習慣がアキレス腱への負担を大きく左右します。特に、運動習慣がある方や立ち仕事が多い方は、アキレス腱に過度なストレスがかからないよう、意識的な対策が必要です。ここでは、日常生活で実践できるアキレス腱炎対策をご紹介します。

4.1.1 運動時の注意点

運動は健康維持に欠かせませんが、アキレス腱炎を抱えている場合や再発を予防するためには、いくつかの注意点があります。無理なく、計画的に運動を行うことが大切です。

  • 適切なウォーミングアップとクールダウン
    運動前には必ずウォーミングアップを行い、筋肉や腱を温めて柔軟性を高めましょう。特にアキレス腱とふくらはぎのストレッチは入念に行ってください。運動後もクールダウンで筋肉の緊張をゆっくりと解きほぐすことで、疲労の蓄積を防ぎ、アキレス腱への負担を軽減できます。
  • 運動量の段階的な増加
    急激な運動量の増加はアキレス腱炎の大きな原因の一つです。運動を再開する際や新しい運動を始める際は、少しずつ負荷や時間を増やしていくように心がけてください。「今日は少し物足りないかな」と感じる程度から始めるのが理想的です。
  • 地面の選択と衝撃吸収
    硬いアスファルトやコンクリートの上での運動は、アキレス腱に大きな衝撃を与えます。できるだけ土や芝生、トラックなど、衝撃を吸収しやすい柔らかい地面を選んで運動するようにしましょう。また、ランニングなどの衝撃が大きい運動を行う場合は、クッション性の高いシューズを選ぶことも重要です。
  • 適切なシューズの選択と交換
    アキレス腱への負担を軽減するためには、ご自身の足に合った、機能性の高いシューズを選ぶことが不可欠です。特にスポーツをする際は、その種目に特化したシューズを選び、クッション性や安定性が損なわれたと感じたら、早めに交換するようにしてください。すり減った靴底や、かかとのホールド力が低下したシューズは、アキレス腱に余計な負担をかける原因となります。

4.1.2 正しい姿勢と歩き方

日常生活における姿勢や歩き方も、アキレス腱への負担に大きく影響します。全身のバランスが崩れると、特定の部位に負荷が集中しやすくなるため、意識して正しい姿勢と歩き方を心がけましょう。

  • バランスの取れた立ち方
    長時間立ちっぱなしになる際は、体重が片足に偏らないように意識し、両足に均等に体重をかけるようにしましょう。また、猫背や反り腰などの不良姿勢は、骨盤の歪みや足への負担増につながることがあります。背筋を伸ばし、お腹を軽く引き締めるような意識で、正しい立ち姿勢を保つことが大切です。
  • 自然でスムーズな歩行
    歩く際は、かかとから優しく着地し、足裏全体で体重を移動させ、最後はつま先で地面を蹴り出すような、一連の滑らかな動作を意識しましょう。すり足や、かかとを強く打ち付けるような歩き方は、アキレス腱に過度な衝撃を与える原因となります。また、歩幅を広げすぎたり、逆に狭すぎたりしないよう、ご自身の体格に合った自然な歩幅で歩くことが望ましいです。

4.1.3 靴選びのポイント

アキレス腱炎の予防と再発防止において、日頃から履く靴の選び方は非常に重要です。足元からアキレス腱への負担を軽減するために、以下のポイントを参考にしてください。

ポイント 具体的な内容 アキレス腱への影響
クッション性 靴底に適度な厚みと弾力性があり、着地時の衝撃を吸収してくれるものを選びましょう。 衝撃が直接アキレス腱に伝わるのを防ぎ、負担を軽減します。
フィット感 足の形にしっかりフィットし、かかとが浮いたり、つま先が窮屈になったりしないものを選びましょう。 靴の中で足が動くことで生じる摩擦やブレを防ぎ、安定性を高めます。
かかとのホールド力 かかと部分がしっかりとしており、足首を安定させてくれるものを選びましょう。 歩行時や運動時にアキレス腱への不要な横方向のストレスを軽減します。
ヒールの高さ できるだけヒールの低い靴や、ヒールとつま先の高低差が少ない靴を選びましょう。 高いヒールはアキレス腱が常に短縮された状態になり、負担が増大します。
靴の柔軟性 足の動きに合わせて適度に曲がる柔軟性があるか確認しましょう。 足の自然な動きを妨げず、アキレス腱への不必要な引っ張りやねじれを防ぎます。

ご自身の足のサイズや形を正確に把握し、実際に試着して歩いてみることで、最適な一足を見つけることができます。また、用途に応じてウォーキングシューズやランニングシューズなど、適切な機能を持つ靴を選ぶことも大切です。

4.1.4 体重管理と栄養バランス

アキレス腱は、体重を支える重要な役割を担っています。そのため、体重の増減はアキレス腱への負担に直結します。また、身体の回復を促す栄養素を意識的に摂ることも、根本改善と再発防止には欠かせません。

  • 適正体重の維持
    体重が増加すると、歩行時や運動時にアキレス腱にかかる負荷が大きくなります。適正体重を維持することは、アキレス腱炎のリスクを低減する上で非常に効果的です。バランスの取れた食事と適度な運動で、健康的な体重を保つように心がけましょう。
  • 炎症を抑える栄養素の摂取
    アキレス腱炎の回復を助けるためには、炎症を抑える作用のある栄養素を積極的に摂ることが推奨されます。例えば、オメガ3脂肪酸(青魚、アマニ油など)、ビタミンC(柑橘類、ブロッコリーなど)、ビタミンE(ナッツ類、植物油など)などが挙げられます。これらの栄養素は、身体の回復力を高め、炎症の鎮静化をサポートします。
  • 筋肉や腱の修復を促す栄養素
    タンパク質は、筋肉や腱の主要な構成要素であり、その修復と再生に不可欠です。良質なタンパク質(肉、魚、卵、大豆製品など)を毎日の食事にバランス良く取り入れることで、アキレス腱の回復を促進し、丈夫な腱を維持することができます。また、骨や腱の健康を保つカルシウムやマグネシウムなどのミネラルも意識して摂るようにしましょう。

4.1.5 十分な休息と睡眠

アキレス腱炎の回復と再発防止には、身体を十分に休ませることが非常に重要です。疲労が蓄積すると、アキレス腱の柔軟性が低下し、損傷しやすくなるリスクが高まります。

  • 積極的な休息の確保
    運動後や長時間歩いた後は、アキレス腱に休息を与える時間を設けましょう。無理な活動を避け、足を休ませることで、炎症の悪化を防ぎ、自然治癒力を高めることができます。特に痛みが強い時期は、活動量を減らし、安静にすることが最優先です。
  • 質の良い睡眠
    睡眠中は、身体の修復と回復が最も活発に行われる時間です。十分な睡眠時間を確保し、質の良い睡眠をとることで、疲労回復が促され、アキレス腱の健康維持にもつながります。寝具を見直したり、寝る前のリラックスタイムを設けたりするなど、睡眠の質を高める工夫をしてみましょう。

4.2 自宅でできるアキレス腱炎のセルフケア

整骨院での治療と並行して、ご自宅で継続的にセルフケアを行うことは、アキレス腱炎の根本改善と再発防止に大きく貢献します。ここでは、ご自宅で安全に実践できるセルフケアの方法をご紹介します。

4.2.1 アキレス腱とふくらはぎのストレッチ

アキレス腱炎の多くは、ふくらはぎの筋肉の硬さが原因で起こります。定期的なストレッチで柔軟性を高めることで、アキレス腱への負担を軽減し、再発を予防できます。無理のない範囲で、ゆっくりと丁寧に行いましょう。

ストレッチの種類 方法 ポイント
壁を使ったふくらはぎのストレッチ 壁に手をつき、アキレス腱炎のある側の足を後ろに引きます。かかとを床につけたまま、前の膝をゆっくり曲げていき、ふくらはぎの伸びを感じます。 アキレス腱が伸びていることを意識し、痛みを感じない範囲で20~30秒キープします。呼吸を止めず、ゆっくりと行いましょう。
階段を使ったアキレス腱ストレッチ 階段の縁につま先立ちになり、かかとをゆっくりと階段の下に下ろしていきます。 アキレス腱に心地よい伸びを感じるまで行い、痛みがある場合は中止してください。手すりなどでバランスをとりながら、安全に実施しましょう。
タオルを使った足首のストレッチ 床に座り、足を前に伸ばします。足の裏にタオルをかけ、両手でタオルの両端を持ち、ゆっくりと

5. まとめ

アキレス腱炎のつらい痛みは、放置すると慢性化し、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。この記事では、アキレス腱炎の症状や原因、そして整骨院での専門的な治療法について詳しく解説しました。整骨院では、丁寧な問診と検査で痛みの根本原因を特定し、手技療法や物理療法、運動療法などを組み合わせたオーダーメイドの治療で、炎症の緩和と筋肉の機能改善を図ります。さらに、再発防止のためのセルフケア指導も行い、健康な状態への回復をサポートします。つらいアキレス腱炎でお悩みでしたら、自己判断せずに専門家である整骨院にご相談ください。何かお困りごとがありましたら当院へお問い合わせください。

 

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